RFマウントレンズ第一弾として発売されたRF35mm F1.8 MACRO IS STM
最大撮影倍率0.5倍というハーフマクロの性能とこのコンパクトサイズでF1.8と手ぶれ補正付きと機能盛りだくさんのレンズです。
先に言いますと、このレンズいわゆる「神レンズ」
今回はEOS RPとともに3週間使うことができましたのでレビューしていきます。
外観
外装はプラスチックですが、ガタつき等は一切無く質感は高めです。
RFレンズの特徴としてコントロールリングが搭載されています。
非Lズームレンズや一部の並単焦点ではフォーカスリングと共通になっていますが、このレンズはフォーカスリングとコントロールリングは独立しています。
コントロールリングはクリック感のあるタイプです。
スイッチはAFMF切り替えと手ぶれ補正のONOFFです。
残念ながらこのレンズにバヨネットフードはありません。オプションのフードはフィルター枠に装着するタイプです。(EF40mmパンケーキのやつ)
近接撮影に強くするためかレンズは繰り出し式です。
レンズ後ろ玉側です。Lレンズではないのでマウントにシーリングはありません。
EOS RPにも合います
実際に使ってみて
開放から素晴らしい写り
EOS RPと一緒に届いて試しに1枚撮ってみてビックリ
カメラの小さなモニター越しでも写りの良さ解像感の高さを1発で感じることができました。
開放から十分過ぎるほど良い写りで手ぶれ補正もついているので暗い場所での撮影にもかなり強いですね。
1/10sではブレませんでした
寄れるのがとても良い
フルサイズの単焦点レンズというと寄れるレンズが少ないイメージがありますが、このレンズはなんと最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロ!
被写体にぶつかるのではというレベルで寄ることができます。
焦点距離が短いのでレンズの影になりやすい点には注意が必要です。
AFは?
AFスピードは正直に言うと遅い部類のレンズです。
繰り出し式&レンズの移動量が大きいので大デフォーカスからの復帰はUSMやIFのSTMレンズに比べると時間がかかります。
スピードや感触として近いのはEF50mm F1.8 STMやEOS M用レンズのEF-M22mm STMなどです。
また、ギア式のSTMのためモーター音は結構します。
バヨネットフードが欲しい
繰り出し式のレンズのためかフード取り付け枠は用意されておらず、オプションのフードもフィルター枠に取り付けるとても小さなタイプです。
被写体に大きく近づけるレンズと言うこともあって深めのフードが欲しいところでした。
常に持ち出したい神レンズ
AFが煩くて遅めという部分もありますが気にならなくなるレベルで解像感が開放から良く、手ぶれ補正内蔵・ハーフマクロとこのレンズ1本でいろいろなものが撮れると思います。(そして軽い!)
筆者はまだEOS Rシリーズのカメラを所有していませんが、乗り換えた際にはまず最初に購入したいレンズの一つですね。
価格もフルサイズ用のレンズとしては安価な方です。
作例
クリックすると拡大します。リサイズしていない画像なのでデータ量にご注意下さい!
コメント