新型タムキューF017を購入してちょうど旧タムキューF004と比較ができるようになりました。
レンズの光学系に変化はありませんが、マクロレンズの「ボケ」と「解像感」を両者のレンズで比較していきたいと思います。
※簡単なテストですので参考程度にお願いします。
比較するレンズ
現行のタムキュー F017(左)
旧タムキューF004(右)
カメラ:EOS 5D Mark Ⅳ
現像ソフト:DPP4
※右の旧タムキューはAFが故障してる点にご留意ください
ボケ
F2.8
左:F017、右:F004
F4.0
左:F017、右:F004
F5.6
左:F017、右:F004
F8
左:F017、右:F004
露出や構図若干が違うのはご愛嬌で・・・
光学系は変わっていないのでボケに変化はほぼありませんね
このレンズは条件によってはボケがざわつくこともあります。
解像度
撮影した中央左上を等倍(1200×800)で切り出しました。
構図の違いはすみません。
F2.8
左:F017、右:F004
F4.0
左:F017、右:F004
F5.6
左:F017、右:F004
F8.0
左:F017、右:F004
F11
左:F017、右:F004
どちらのレンズも開放から木の質感をしっかりと再現できています。
被写体のエッジの部分を見ると若干F017のほうが綺麗な印象です。
F8とF11の写真はブレが生じてしまっています・・・
まとめ
旧タムキューF004と新タムキューF017を比較しましたが、写りに関してはほとんどの人が見分けがつかないレベルに差が無い結果になりました。
新品で購入できるのはF017のみでF004は型落ちのため中古が安いというのが利点です。
とにかく安く手ぶれ補正付きのマクロが欲しいという場合は中古のF004でも最新のマクロと同等の写りが手に入れられます。
大きく違うのはやはり手ぶれ補正能力でこちらは使ってみないとわからない部分が大きいですが、近接撮影では確実にF004からF017の方が撮りやすくなってると体感できました。
(遠距離の撮影はあまり変わらないかな・・・)
質感は圧倒的にF017の方が良いので長く使うことを考えると新型を選ぶのが良いと思います。
以上、タムロンの手ぶれ補正付きマクロレンズ2本の比較レビューでした。
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