ふわふわ描写NIKKOR-S Auto 50mm F1.4のレビュー

久しぶりにニコンのオールドレンズを入手しました。

そのレンズの名はNIKKOR-S Auto 50mm F1.4

50mm F1.4というレンズは各社から出ているTHE標準レンズですが、このレンズも当時はメートル原器的なレンズだったのだと思います。

今回は「キヤノン」のカメラで「ニコン」のレンズを試します。

外観やスペック

外観

レンズの鏡筒は黒色の部分も銀色の部分も全て金属製でずっしりとした重みを感じれられます。

ピントリングはかなり軽め、絞りリングもちょっとスカスカな感じでもしかしたらグリスが切れているのかもしれません。

前玉から除くとアンバー系になっています。コーティングがアンバー系というよりかレンズが黄変しているような気が

また、このレンズは前玉付近に気泡が発生しています。(バルサム切れ)

後ろ玉はパープル系のコーティングでかなり綺麗な状態でした。

レンズはマウント面よりややボディ側に繰り出してきます。

最短撮影距離は0.6m

現代の50mm単焦点レンズに比べたらあまり寄れません。

マウントアダプターを使用しましたが、カニ爪を外さないと装着することができませんでした。

絞りは7枚です。

スペック

  • レンズ構成:5群7枚
  • 最短撮影距離:0.6m
  • 絞り枚数:7枚
  • フィルター径:52mm
  • 重量:304g?
  • 発売年月:1971年?

もうすぐ50歳のレンズになりますね。このレンズは製造年月によって銘板や絞り羽根の枚数が変わるようです。

ボケテスト

各絞り値におけるボケの変化を見てみます。

カメラ:EOS M6 Mark Ⅱ

開放ではふわっふわな描写で、ピントが合っている面もかなり収差がありますF2まで絞ると急激にピント面の描写は改善され、ちょうどよい感じですね

背景ボケはどの絞りでもかなり滑らかです。

使用感

かなり標準的なレンズなのでそこまで目立った特徴はありませんが、開放で柔らかく絞れば最近のカメラにも耐えうる解像度はさすがといった感じです。

特に開放~F2くらいまでの描写が優しく好みです。

発色は赤系がやや弱いような感じがします。

このレンズの唯一気になることと言えば寄れないことで、最短撮影距離が60cmは最近のレンズに比べると使いづらいと思いますが、あくまでこれはオールドレンズです笑

ニコンの標準レンズの歴史の一つですので程度の良いやつを見つけたら即ゲットですね。

価格もかなり安い方なので、オールドレンズをはじめてみたい人にも良いかもしれません。

作例

リサイズ無しの作例を載せます。クリックすると拡大しますがデータ量にご注意ください(20MB以上あります)

絞ると解像度は全く問題なし
EOS M6 MarkⅡの高画素にも耐えうる
玉ボケは若干ざわつきます
ボケがとてもなめらか

以上、Nikkor-S Auto 50mm F1.4のレビューでした。

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