最近の副業ブームで今でも時々話題になるストックフォト
趣味レベルでも写真を売ることができるサービスですが、スマホでも簡単に綺麗な写真が撮れるようになったり、フリー画像がありふれている今の世の中でストックフォトは稼げるのか?
筆者も趣味の延長戦としてストックフォトで写真を販売していますので2019年の販売実績とともに2020年のストックフォトについて売れやすい写真など考えたいと思います。
利用しているストックフォト
登録しているストックフォトは4つになります
- Adobe Stock
- Shutter Stock
- PUXTA
- Photolibrary
このうちPhotolibraryは現在アップロードしていませんが2019年も1枚だけ写真が売れたので残しておきます。
Adobe Stockは最も古く登録したものでFotoliaがあった時代から継続しています。
Shutter Stockは2019年の2月から本格始動しました。
2019年の売り上げはどうだったか!?
2019年の売り上げ
登録枚数(のべ) | 販売枚数 | 売り上げ | |
Adobe Stock | 3762枚 | 118枚 | 19535円 |
Shutter Stock | 3929枚 | 153枚 | 7300円 |
PIXTA | 2376枚 | 9枚 | 248円 |
Photolibrary | 46枚(2019年は0枚) | 1枚 | 108円 |
※登録枚数は今まで全てのものになります
登録期間が最も長いAdobe Stockが売り上げとしては一番多くなりました。一方販売枚数はSutter Stockが最も多くなりました。
Adobe Stockの売り上げには少々からくりがありまして、このうち4分の1は動画1本の売り上げになります。4K動画は非常に単価が高く、売るのは大変ですが相当な金額になります。
合計すると1年間で3万円に満たないくらいとなりました。正直、時給に換算するととてつもない低賃金です笑
安いレンズ1本くらいは買うことができますが、筆者レベルでは副業として考えるにはちょっと厳しいと思います。
とはいえ、世の中にはもっと多くの販売実績がある方が沢山います。
売れやすい写真は?
筆者の売り上げが少ないのは売れやすい写真を販売していないことに尽きます。
花・風景をメインに撮っている筆者ですが、その花や風景写真は需要の割にはかなり素材が多くあります。また、フリー画像も多くあるジャンルです。
では逆に売れやすい写真とは?
ストックフォトサイトによって若干傾向が異なりますが、Adobe Stockの「よく売れているアセット」などを時々見ると答えがなんとなくわかってきます。
それは「人物の入った写真」「グラフィック素材」
人物の入った写真はやはり肖像権の問題などもあって敷居が高く写真に価値があるものが多いです。
また、グラフィック素材はウェブページやデザイナーの素材にまだまだ多くの需要があり、売れている印象があります。実際にグラフィック素材っぽいものを撮影して販売したら、すぐに売れることもありました。
あとはShutter Stockだと旅行系の写真も多く売れていると思います。
2020年も人物写真や素材写真は市場が活発ではないかなと素人なりの予想です。
花や風景もまったく売れないと言うわけではないので素材に使いやすい写真であればもっと販売することができるのかなと去年の反省もありました。
おすすめのストックフォト
これからはじめてストックフォトにチャレンジしてみるといった方におすすめのストックフォトを紹介します。
ある程度ストックフォトでも稼ぎたいと思う人は複数のストックフォト登録するのがおすすめです。
Shutter Stock
Shutter Stockは基本英語ですが、最近はサイトの日本語化もかなり進んできました。
なんと言っても特徴は世界的に有名であること
ストックフォトの規模としては世界最大クラスです。
寄稿するときは英語で入力する必要がありますが、ストックフォトサービスの中では特に売れやすく承認もされやすいと感じました。(実際に販売枚数も一番多かったです)
Adobe Stock
Photoshopで有名なAdobe社もストックフォトサービスを行っています。
少々レベルが高いですがShutter Stockなどに比べて販売の単価が高い印象があります。
また、ほかのコントリビューター(寄稿者)やストックフォトの豆知識などがかなり勉強になるのも良いポイントです。
これら2つは日本の企業ではないですが、世界的に有名なので写真の需要もかなりあります。
日本の企業が行っているストックフォトはPIXTAが有名です。(花や風景写真だとほとんど売れませんが)
ストックフォトを続ける理由
まとまった収入にならないのになぜストックフォトを続けているのか?(撮影は趣味の一環でも写真の登録にかなりの時間を費やします)
それは自分が撮影した写真を使われるのが嬉しいからです。
つまりモチベーションアップということですね
撮ったっきりの写真って以外とあるのではないかと思います。それらに+αの価値が見出せたらそんな良いことはありません
気軽にストックフォトを続けたい場合は仕事と思うのではなく趣味の延長線として考えた方が長く続くと思います。
ただし、写真の登録作業があるのでコツコツ作業が苦手な方はあまり適してないと思います。
以上、2019年のストックフォトの振り返りと現状~今後のストックフォトを考えてみました。
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