RFマウントレンズ第一弾として発売されたRF35mm F1.8 MACRO IS STM
最大撮影倍率0.5倍というハーフマクロの性能とこのコンパクトサイズでF1.8と手ぶれ補正付きと機能盛りだくさんのレンズです。
この記事ではボケと解像度についてテストをしていきます。
ボケテスト①
レンズから被写体の距離は50cmほどです。クリックすると拡大します。
フルサイズ用レンズでF1.8は35mmといえどボケ量はかなりありますね。
ピント面の解像度の高さにより被写体が浮き上がっています。
左上の赤い花の部分のボケが煩くなっているのが気になるところでしょうか
非球面レンズを使用しているか背景の距離によっては二線ボケも発生しがちですね
ボケテスト②
続いて被写体までの距離30cmほどでボケが煩くなりやすそうな条件で撮ってみました。
意外と奮闘しているでしょうか。そこまでボケの煩さは感じませんね
最短撮影距離付近で撮影するとここまでボケます。撮影倍率0.5倍なので、被写界深度は相当に浅いです。
逆光は?
かなり意地悪な条件で撮影した写真です。
中央右下にゴーストが発生していますが、意外と破綻せずにピントが合っている面もまあまあ解像しています。
逆光耐性は結構ありそうですね
解像度テスト
この記事でも開放から解像度が凄いと何度も行っていますが実際にどうでしょうか
中央付近を900*600でトリミングした写真が以下になります。PCで見ている場合はクリックすると拡大し、等倍になると思います。
評判通りF1.8から十分な解像感です。F2.8に絞るとさらに解像度が増しているのがわかりますね。F2.8からはほとんど変化無しでF16からは回折の影響が見えてきています。
ほんとこのレンズ凄い・・・
開放からどんどん使っていきたいレンズです。
中望遠レンズほど滑らかなボケは難しいですが、被写体に寄ることで大きな背景ボケを作ることができて、開放から解像度も高くとてもバランスの取れたレンズでした。
EOS Rを持っている場合はとりあえずこの1本といった感じでしょうか笑
以上RF35mm F1.8 MACRO IS STMのレビューでした。
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