秋と言えば紅葉
北海道などの標高の高いところでは9月下旬から紅葉がはじまり、平地でも11月にはいると景色が色付いてきます。
これからは秋の行楽シーズン!
今回は紅葉を撮影におすすめのレンズや画角を紹介したいと思います。
※キヤノンのマウントのレンズ中心に紹介します
紅葉の撮影について
「紅葉」は季節の花などと違って非常に幅広い被写体です。
そのため、この焦点距離がおすすめ!というのはなかなか難しく、場所や時間、天候によっても適切な焦点距離が変わったり、人それぞれ好きな構図があったりします。
今回は画角別に作例と共に紹介しますので、紅葉撮影にどのようなレンズを持って行こうか、はたまた新しく買おうかと悩んでいる方の参考になればと思います。
広角レンズ
一番紅葉の風景を撮影するのに一般的な広角レンズ
焦点距離はフルサイズ換算で24mm〜35mm程度でしょうか
カメラのレンズキットの広角側にあたるため、この画角のレンズを持っている方は非常に多いと思います。
都心の風景から山の紅葉まで様々なシチュエーションで利用できるレンズです。
作例
おすすめレンズチョイス
まずは所有している標準ズームレンズが一番です。
さらなる表現力を求めたり広角でもボケを活かしたい場合は単焦点レンズやF2.8通しの大口径ズームレンズがオススメです。
フルサイズ:24mm~35mm
APS-C:15~22mm
マイクロフォーサーズ:12~17mm
↓APS-C一眼レフを使っている方はかなりオススメ
標準~中望遠レンズ
見たままの風景を撮影したい場合は標準レンズの出番です。
明るい単焦点レンズを使用すればボケを活かした撮影もできます。
特に市街地や庭園などの紅葉におすすめです。
作例
明るいレンズでボケを活かす
スナップ的に撮る
おすすめレンズチョイス
フルサイズ:35~85mm
APS-C:22~50mm
マイクロフォーサーズ:17~45mm
50mmの撒き餌レンズは紅葉撮影にかなり使えます。
望遠レンズ
銀杏並木を撮影したり、風景の一部を切り取ったりと広角〜標準レンズではできない表現が可能です。
望遠レンズの扱いって難しいように見えて意外と簡単です。(むしろ広角の方が難しい)
逆光でモミジを明るく撮ればそれっぽい写真が撮れてしまいます。
作例
ボケを活かして撮る
絞りを開放にして限界まで寄って露出補正をプラスにして撮ればだいたい良い感じの写真が撮れます笑
望遠の圧縮効果を活かす
景色を切り取る
おすすめレンズチョイス
ダブルズームキットなどで望遠ズームレンズがあればそれを使うのがベストです。
F4通しズームレンズは歩きながら撮影することの多い紅葉ではコンパクトかつ表現力が優れていてとても相性が良いと思います。
超広角レンズ
山の紅葉や広い公園などで広角レンズでは物足りないときに、さらに迫力を持たせられるのが超広角レンズ
画角が広いだけに余分なものが写り込んだり、単調な写真になることもあるので注意です。
作例
しゃがんで上を向いて撮ると迫力のある写真が撮れたりします。
おすすめレンズチョイス
↑EOS Kiss MなどのEOS Mシリーズを所有している方はこのレンズがあれば間違いなし!
↓キヤノンAPS-C一眼レフ
↓ソニーEマウント
超広角レンズはミラーレス化による描写の向上やコンパクト化が顕著ですね
ボケを活かして撮る
一眼カメラならではの「ボケ」
最近はスマホでも画像処理でボケを作り出すことができますが、まだまだ本物のボケの方が綺麗です。
枝に付いている葉や落ち葉を明るいレンズや望遠レンズの最短撮影距離でボケを活かした撮影をするとより綺麗な写真が撮れます。
曇りや雨でも十分撮れますので是非試してみてください。
一年に一度の紅葉シーズンですので、是非いろいろなレンズを付けて紅葉を撮影してみてください!
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