EOS M6 Mark Ⅱレビュー③EF-Mレンズは高画素に耐えうるのか?

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EOS M6 Mark ⅱレビュー第3弾

EOS M6 Mark ⅡやEOS 90Dでは新たに3250万画素CMOSセンサーが採用されましたが、高画素になったためレンズの解像度が耐えるのか気になりました。

そこで今回は所有EF-Mレンズ5本全てにおいてどのくらい解像感があるのかをチェックしたいと思います。

テストの条件

今回は近景においてのレンズの解像感テストを行います。

各レンズの開放とF8において(ズームレンズの場合は広角端と望遠端)テストを行いました。

全てのレンズ・焦点距離で上記の写真に近い画角に合わせ、中央ペンギンのぬいぐるみのやや右上にピントを合わせました。

そのためレンズごとに撮影距離が異なります。

AF合焦位置を中心として1200×800にトリミングしています。

カメラの設定
ピクチャースタイル:スタンダード
WB:太陽光
レンズ光学補正:全て適用
DLO:適用
ISO100で絞り優先AEにて撮影しました。

EF-M22mm F2 STM

左側が開放F値、右側がF8で撮影(スライダーを動かしてください)

数少ないEOS Mシリーズ用単焦点レンズの一つですが、さすがの描写力です。

F2開放ではぼやっとしていますが、F8まで絞ると毛先まで繊密に描画しています。

レンズのレビューはこちら

EF-M15-45mm F3.5-6.5 IS STM

15mm

左が開放F値、右側がF8で撮影した写真です

開放から意外と解像しています。F8に絞るとEF-M22mmに負けないくらいの描写をしています。

45mm

望遠端は広角端に比べてぼやっとした描写です。等倍ではF8まで絞っても若干解像感が足りない感じです。

キットレンズにもなっているEF-M15-45mmは広角側の描写は十分ですが、望遠端は若干甘い描写ですね。

EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM

18mm

開放では若干甘め、F8まで絞ると15−45mmと同レベルの解像感に見えます。

150mm

望遠端ではF8まで絞ってもかなり甘い描写です。

焦点距離が長いのでもしかしたらブレが生じているかもしれません(軽めの三脚で撮影しました)

こちらもEOS M6 Mark Ⅱのキットレンズとなっていますが、元々評判が良い広角側は3250万画素に耐えうる解像力を持っているようです。

望遠側はちょっと厳しいでしょうか

EF-M11-22mm F4.5-5.6 IS STM

11mm

一目でこれまでの写真と違いますね。バキバキに解像しています。

2400万画素のEOS M5でもかなりの描写力を誇っていましたのでその描写力がさらに活かされた感じですね。

22mm

11mmには劣りますが、十分な解像感です。

間違いなく持っておくべきレンズです笑

EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM

18mm

55mm

開放では広角端、望遠端どちらも甘いですが、絞るとまあまあ良い描写になります。(15-45mmと負けず劣らずでしょうか)

1800万画素センサー時代のレンズですが意外と奮闘していますね。

現在は販売終了していますが、初期のEF-Mレンズですので金属外装で質感も高いです。

Bitly

まとめ

今回テストした5本のレンズの中でEOS M6 Mark Ⅱの高画素を生かせるレンズは・・・

「EF-M22mm F2 STM」と「EF-M11-22mm F4.5-5.6 IS STM」の2本です!

あくまで最大限生かせると言うだけあって、他のレンズも通常の用途では全く問題ないと思います。

標準域のズームレンズが安いキットレンズか高倍率ズームしかないので、ワンランク上のレンズが欲しいところです。

EF-Mレンズはあと3本ありますが、単焦点のEF-M28mmとEF-M32mmも問題なさそうですね

望遠レンズのEF-M55-200mmの描写も気になるところです。

今回紹介したレンズのAmazonリンクを以下にはっておきます。

・EF-M22mm F2 STM(Amazonで購入)

・EF-M15-45mm IS STM(Amazonで購入)

・EF-M18-150mm IS STM(Amazonで購入)

・EF-M11-22mm IS STM(Amazonで購入)

意外とEF-Mレンズは高画素に耐えうるレンズが多いことに驚きました。設計が新しいのが強いポイントでしょうか

次回は1ヶ月使用レビューを行う予定です。最後までご閲覧ありがとうございました。

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