先日、株式会社シグマから新製品の発表がありfpなどで賑わいましたね。
その傍らで個人的に嬉しい発表がシグマのEF-Mマウントレンズの発表
交換レンズの少ないEF-Mマウント用レンズがついにシグマから発売されることになりました。
シグマのEF-Mマウント(EOS Mシリーズ)用レンズの概要と現状のEF-Mレンズについて考えていきたいと思います。
[追記]シグマのEF-Mマウントレンズの発売が10/18に決定しました。
EF-Mマウントカメラの現行機種:EOS kiss M EOS M5 M6 M6 Mark ⅱ M100
EF-Mマウントレンズの現状
レンズ一覧と焦点距離
2019年7月現在のEF-Mレンズ一覧です。
ズームレンズは超広角から望遠まで一通りラインナップされていますが単焦点レンズは3本しかありません。
また、ズームレンズも全てF値が大きい暗いレンズでF2.8通しレンズなどの大口径ズームレンズは存在しません。
(その代わり小型軽量性は飛び抜けて良く、一番重いEF-M18-150mmでさえ約300gしかありません)
単焦点レンズは22mm〜32mmまでしかないです。中望遠の単焦点レンズは現状、マウントアダプターを介してEFレンズを使用することになります。
例えばEF50mm F1.8なんかはマウントアダプターをつけても小型軽量でバランスが良いですが、やはりマウントアダプターをつけなくてはいけない面倒くささはあります。
※EF-M18-55mmは販売終了
明るいレンズが少ない
中華製のMFレンズを除くとEF-M32mm F1.4が唯一F値が1台のレンズと明るいレンズが少ないです。
シグマのAPS-Cミラーレス用レンズは3本全てF1.4なので一気にF1.4のレンズが4本となります。
SIGMAのEF-Mマウントレンズ
シグマのAPS-Cミラーレス用レンズはContemporaryラインのDC DNシリーズとして3本発売されています。
- 16mm F1.4 DC DN
- 30mm F1.4 DC DN
- 56mm F1.4 DC DN
この3本のレンズは今までソニーEマウントとマイクロフォーサーズマウントがありましたが、この度EF-Mマウントが追加されることになりました(10月18日発売!)
価格はEマウントとほぼ同じようです。
広角の16mm、中望遠の56mmが追加されることによってかなりレンズの選択肢が広がります。
以下にレンズの仕様と概要や個人的に期待することを簡単に載せます。
16mm F1.4 DC DN
- 最短撮影距離:25cm
- 最大撮影倍率:1:9.9
- フィルターサイズ:67mm
- 質量:405g
EOS Mシリーズでは約26mmの広角レンズとなります。サイズはやや大きいですが、明るい広角レンズとして貴重な1本になると思います。
30mm F1.4 DC DN
- 最短撮影距離:30cm
- 最大撮影倍率:1:7
- フィルターサイズ:52mm
- 質量:270g
EF-Sマウントの30mm F1.4 Artは以前所有していましたが、EOS M5につけるとどうしてもフロントヘビーになってバランスが悪かったですね。
純正でも標準単焦点レンズは出たのでこのレンズの唯一性はありませんが、かなり安価なので純正レンズとの棲み分けが出来そうな気がします。
56mm F1.4 DC DN
- 最短撮影距離:50cm
- 最大撮影倍率:1:7.4
- フィルターサイズ:55mm
- 質量:280g
個人的に一番欲しいなと思ったのがこのレンズ
フルサイズ換算約90mmの中望遠レンズとなります。この焦点距離でF1.4はかなりボケが期待できそうです。
私はEOS M5でEF50mm F1.8をよく使っていたので、それの代わりとなりそうです。
質量が280gと軽いのも魅力的なポイントです。
EF-Mマウントレンズはレンズの外径が60.9mmに固定してあり、使いやすさやコンパクトさを追求しています。
シグマのレンズがそのコンセプトにあったレンズかどうかはありますが、レンズの選択肢が増えたというのは嬉しいことです。
RFマウントで大変だとは思いますが、EF-Mマウントにももっと力を入れて欲しいなと思うEOS Mシリーズを愛用している者の意見でした。
とにかく発売が待ち遠しいです。
以上シグマのEF-Mマウント用レンズが発売されるよ〜という記事でした。
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