西高東低の気圧配置とは?冬型の気圧配置とは?

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テレビやネットで天気予報を見ていると時々「冬型の気圧配置になります」「西高東低の気圧配置になります」といった言葉を聞いたことはありませんでしょうか?

この記事では西高東低の冬型の気圧配置について解説していきたいとおもいます。

西高東低の気圧配置とは?

【出典】気象庁・日々の天気図より2017年12月27日

西高東低の気圧配置とはそのままの通り西に高気圧、東に低気圧が存在している気圧配置です。

「西高東低」と「冬型」は厳密には定義が違います

西高東低の気圧配置は西に高気圧、東に低気圧が存在しており冬の季節の典型的な気圧配置です。

冬型の気圧配置は意味としては西に高気圧、東に低気圧があることを示しますが、時間的、空間的に小さな「西高東低」の気圧配置は「冬型」の気圧配置とは言いません。

また冬型の気圧配置は強まる。弱まるといった言い回しもあります。

https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/haichi3.html

つまり西高東低が持続する場合は「冬型の気圧配置」と呼ぶことがあり、低気圧が通過した後など一時的な場合は「西高東低の気圧配置」を使うといったところです。

西高東低の気圧配置になるしくみ

西の高気圧

東の低気圧

高気圧は時計回り、低気圧は反時計回りに風が吹いているので日本付近は北寄りの風となり俗に冬の季節風と呼ばれます。

西高東低の気圧配置時の天気

日本付近は北寄りの風となり、北から寒気がやってきて厳しい寒さをもたらします。

寒いのに変わりはありませんが西高東低の気圧配置の時に日本は日本海側と太平洋側で大きく天気が変わってきます。

日本海側

日本海は比較的海水温が高いので大陸から吹き出した空気に水蒸気がどんどん供給されます。

その湿った空気が日本の脊梁山脈にぶつかると雲が発生し雨や雪を降らせます。

そのため日本海側では西高東低の気圧配置となると天気が悪くなり、雨や雪をもたらすのです。

※冬型が強まったり長時間継続すると降雪量が増え大雪になる恐れもあります

太平洋側

日本海側で雪を降らせた後はどうなるのでしょうか

山を越えた後は風上側で雪や雨で水分を落としていますので乾燥した空気となって(=フェーン現象)太平洋側に吹き出します。

太平洋側の地域が乾燥した冬晴れになるのはこのためです。

※湿度が低く風が強いので火災の危険性が高まります

ここでは詳しく話しませんが、関ヶ原付近は比較的標高が低いので日本海側の雪雲が流れ込み岐阜県や愛知県周辺でも雪を降らせることがあります。

緯度が低いのに冬季オリンピックが開催できたのもこの日本の地形と季節風のおかげなのです。

日本には四季折々の天気がありますが、冬の天気は特に面白いです。

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