コンパクトなエントリーフルサイズミラーレス「EOS RP」
フルサイズの長所と言えば高感度撮影
今回は価格帯が比較的近いEOS M6 Mark Ⅱと比較してみました。エントリークラスでもフルサイズの高感度撮影の強さは健在なのか調べていきたいと思います。
カメラ撮って出しのJPEGとRAWで撮影し、ノイズリダクション無しでRAW現像した写真2つを比較していきます。
EOS RP
JPEG
JPEG撮って出しはノイズリダクション中で撮影しました。
レンズはRF35mm F1.8 MACRO IS STMです。
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ブログ程度であればISO12800でも十分使えますね
ISO3200くらいから細かいディテールが失われつつありますが、ノイズリダクションをかけていればISO25600まで大きく破綻はしていません。
RAW
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センサー本来の性能がわかるノイズリダクション無しの画像です。
ISO1600くらいからノイズが出はじめてISO12800からはかなりのノイズとなっています。
ノイズリダクションを使わないで撮影することはほとんど無いと思いますが、DIGICの処理のすごさがわかりますね。
続いて同価格帯のAPS-Cミラーレス一眼EOS M6 MarkⅡのISO感度別の画像を並べていきます。
EOS M6 MarkⅡ
レンズはEF-M 22mm F2 STMです。
JPEG
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ISO1600くらいからノイズが気になりはじめますね。ISO12800でEOS RPと比べるとかなりノイズが多く感じます。
RAW
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ISO800あたりからノイズが出ているのがわかります。
フルサイズミラーレス一眼のEOS RPとAPS-Cミラーレス一眼EOS M6 MarkⅡで高感度耐性を比較しましたが、さすがフルサイズの圧勝でした。
EOS RPとEOS M6 MarkⅡはAF性能や連写性能が大きく異なりますが、夜や室内など暗いところで撮影する場合や写りを優先する場合は、多少基本性能が低くてもEOS RPの方がより綺麗な写真が撮れます。
特にISO3200以上の領域ではその差が大きくなりますね
以上EOS RPの高感度性能のテストでした。エントリーモデルながら写りはフルサイズミラーレス一眼そのものです。
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