平成最後のレンズ購入!
貧乏なので笑Ⅰ万円前後でレンズを探していまして、最終的に購入したレンズです。
平成といえばフィルムからデジタルへ変遷した時代
デジタル一眼レフが普及したのはEOS Kissシリーズとそのキットレンズであるこの望遠レンズシリーズも大きく貢献したのではないかと思います。
今更感はありますが、久しぶりのAPS-C専用望遠レンズをレビューしていきたいと思います。
外観とスペック
EF-SレンズをつけられるカメラはミラーレスのEOS M5しかありませんので装着するカメラは一眼レフではないことご了承ください。
外観
かなり小型のEOS M5ですが、マウントアダプターの径とレンズ本体の径がほぼ一緒で、全く違和感がありません。
塗装は梨地です。レンズの大半がズームリングとなっていますが、フォーカスリングも1cm強の幅がありますので、そこまで気になりません。
マウントはプラスチックで、耐久性にやや不安がありますが、このクラス・重さではそう問題は無いのでしょう。
スペック
開放F値:F4-5.6
最短撮影距離:0.85m
最大撮影倍率:0.29倍(250mm時)
フィルター径:58mm
質量:約375g
とにかく軽くコンパクトそして接写に強いレンズです。
実写テストでもいいますが、このコンパクトさでかなりの写りの良さをします。
使用した感想 ミラーレス一眼にて
AFはSTMだけあって、静かにピントが合います。
ミラーレスだからって、遅いってことはありません。
しかし大デフォーカスからの復帰にはやや時間がかかるため、その辺はUSMとの差ですね。
一眼レフなら運動会などの動体撮影にも十分でしょう。
中古で購入したのでしょうがないとは思いますが、まず、フロント側に謎のキズ跡?汚れ?があります。アルコールで拭いても取れなかったので、おそらくキズでしょう。
(よくレンズにキズがつかなかった・・・)
また、ズームリングをまわすときに、なにか引っかかるような、ギシギシッとたわむような音がします。
実写には問題が無いので、返品とかは考えてませんが、他の固体でもこうなのでしょうか?
実写テスト
春の花のサクラソウとツツジを撮りました。
さすがに望遠端で撮るとボケも非常に大きくなります。
最大撮影倍率は0.29倍と書かれていますが、APS-Cなので実質約0.46倍とハーフマクロに迫る接写性能。
マクロ的な使い方も出来ます。
描写は柔らかい感じですが、高倍率レンズにありがちなぼやっとした感じはありませんでした。
開放から意外と解像します。(DLOを使用するとさらに解像度が良くなります)
Lレンズほどの解像感はありませんが、花や人物撮影にはちょうど良い解像感かなと思いました。
やや逆光気味で円形を撮影しました。曇り空でしたが、グラデーションもしっかり出ていますね。
2枚目は等倍です。
若干やわらかい描写ですが、鉄塔の骨組みがしっかりと描写されています。
最後に
フルサイズミラーレスの時代に突入しているのになぜ今さら一眼レフ用の望遠レンズを購入したかと疑問に思われる方もいらっしゃると思います。
EOS Kiss X10の記事でも少し書きましたが、ミラーレス専用レンズは基本的にマウントが変わると装着できませんが、EFマウントもしくはEF-SマウントはEOS Rなどのミラーレスカメラにつけることが出来ます。
つまりEF-S55-250mmレンズも今後EOS Rシリーズのカメラを購入する際に小型な望遠レンズとして使用することが出来ます。(もちろん1.6倍クロップされ画素数などは落ちます)
さらに、現状EOS Rシリーズのかめらは4K撮影すると大体1.7倍クロップされると言われています。APS-C用レンズならもともと1.6倍される前提で作られているので、小型かつちょうど良い画角で4K撮影が出来るわけです。
また、望遠レンズは、ミラーレス化してもあまり小型化されないと言われていますので一眼レフ用でも長く使えそうですね。
こんなわけでEF-Sレンズはまだまだ捨てたもんじゃないという話でした。
平成はフィルムからデジタルへそしてデジタルの高画素化高性能化と激変の時代でしたが、果たして令和はどのようなカメラの歴史となるのでしょうか
今後のカメラメーカー各社の動きがとても楽しみです。
以上EF-S55-250mm IS STMをいまさら買ってレビューしてみたという記事でした。
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