部分日食・皆既日食を撮ろう!太陽の撮影方法や必要なものを紹介!

12月26日には日本各地で部分日食が見られます。

太陽の撮影にはそのままだとカメラを壊してしまう恐れがあり、NDフィルターというものが必要になってきます。

今回は部分日食や皆既日食など太陽の撮影方法や必要な道具を紹介します。

日食の撮影に必要なもの

NDフィルター

太陽の光を低減させるためにNDフィルター(減光フィルター)というレンズに入る光を減らすフィルターが必要です。

日食の程度によって必要な濃度(暗さ)は変わってきますが今回12月26日は半分ほどの部分日食ですので通常時とそこまで明るさは変わりません。

NDフィルターはND○○と番号がふられておりこの番号が大きいほど減光率(濃度)が大きくなります。

太陽の撮影では「ND10000~100000」が目安

そこでND100000のフィルター(Amazon)を見てみると・・・1万円!!!

1年に一度もあるかないかの日食に1万円も払えないという方におすすめなのがNDフィルターの重ねがけです。

NDフィルターは重ねると、例えばND400とND8を組み合わせると400×8=ND3200とかけ算された値になります。

そこでオススメなのがND16もしくはND32とND1000のフィルターを重ねること!

ND16×ND1000=ND16000
ND32×ND1000=ND32000と十分な濃度になります。

そしてND16~32やND1000は通常の風景撮影(滝や川の長時間露光)や流し撮りにも使えますので、無駄になりません!

筆者は以下の組み合わせで使用しています

その他

・三脚・レリーズ

望遠域での撮影ですので三脚はあった方が撮りやすいです。

ただシャッタースピードはかなり上がるので絶対なくてはいけないというわけでもありません。

また安い三脚でも今回の場合は大丈夫でしょう

・日食グラス

肉眼で見る場合はかならず日食グラスを使用してください。(日食グラスをしてもファインダーなのぞかないで!)

※日食の撮影の注意点

太陽は非常に明るい天体です。撮影時に誤った使い方をすると失明したりカメラが故障する危険性があります。以下の点に注意しましょう

・目で直接見ない→失明する恐れがあります。

・カメラをそのままの状態で直接太陽に向けない→カメラが故障します。必ず適切なNDフィルターを装着しましょう

・カメラのファインダーで太陽を見ない→NDフィルターを付けていても危険です失明します。絶対に光学ファインダーは見ないようにしましょう

特に危険なのがNDフィルターを付けたらファインダ越しに太陽を見ても大丈夫じゃないかと思ってしまうパターンです。

太陽は可視光の他に紫外線など目に有害な光を多く含んでいます。
NDフィルターはあくまでその光を暗くするだけのものですので、有害な光はカットされません。
さらに、レンズを通しているので肉眼で見るより光が強い状態です。日食観測グラスなどを通しても危険ですのでとにかく光学ファインダーは見ない!を心付けてください。

太陽を撮影する際は必ずライブビューで撮影するか、ファインダーをのぞきたい場合はミラーレス一のEVFにしましょう。

(EVFを除くこと自体は問題ないですが、太陽の方を向いているので絶対安心というわけではありません)

日食の撮影方法

NDフィルターをつける

まずはNDフィルターを装着します。必ず太陽に向ける前に装着しましょう

フィルターを重ねがけする場合は濃度の濃い方(番号の大きい方)を被写体側(太陽側)に付けます。

(ステップアップリングやプロテクトフィルターなどごちゃごちゃしていますが・・・)
この場合は一番外側がND1000、2番目にND16を付けています
実際に撮影するときはプロテクトフィルターは外しましょう

カメラの設定

シャッタースピードや絞りは設定は以下が目安となります(ISO-100)

日食なし日食50%金環日食
ND100000-F81/20001/10001/200
ND100000-F161/5001/2501/50
ND10000-F8不可不可1/2000
ND10000-F161/50001/25001/500

https://www.kenko-tokina.co.jp/special/celestial/eclipse-2012-photo.htmlより

何枚か撮影してちょうど良い明るさになるように調整してみてください

今回の日食は部分日食ですので日食50%を参考にすると良いです。

太陽をフレームに入れる

ズームレンズを使用している場合はまずは広角端にして太陽がどこにあるか探します。

フレームに入ったら、そのまま最大限ズームしてピントを合わせます。

かなり濃度の高いNDフィルターを使用しているので基本的にまわりは真っ暗になります。ちょっと太陽を画面内に入れるのが大変ですが、日食がはじまる前に練習をしておくと良さそうです。

三脚があった方がフレーミングはしやすいです。

※絶対に光学ファインダーを覗かないようにしてください

撮影

フレーミングはできてピントが合ってしまえばあとはシャッターボタンを押すだけです。

F13
1/3200秒
ISO-100
ND16000(16+1000)

時々黒点が見えたりするのも面白いですよ

おすすめのレンズ

フルサイズ換算で400~600mmあるとほどよい大きさに太陽が撮れます。

APS-Cの場合は300mm~400mmm、マイクロフォーサーズの場合は200mm~300mmまである望遠ズームレンズがおすすめです。

各メーカーの70-300mmや100-400mmレンズが良いです。

・EF70-300mm F4-5.6 IS Ⅱ USM

・SIGMA100-400mm

日食の撮り方いかがでしたでしょうか?

12月26日の日食を逃すと次は2020年6月21日と梅雨の時期になってしまいます。

是非日食の観察や撮影にチャレンジしてみてください!

12月26日晴れろ!!

以上、日食の撮り方、NDフィルターについて紹介しました。

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