筆者は現在EFマウントとEF-Mマウントのカメラを使用しています。
衰退が心配されるカメラ業界ですが、フルサイズミラーレスに移行しつつある現在もマウントは多種多様です。
いま一眼レフを使用していて、そろそろミラーレス一眼に買い換えようと思っているが、一眼レフと同じメーカーにするか、それとも将来性を考えて他のメーカーにするか悩むことも多いと思います。(筆者がそうです)
この記事では気になるミラーレス一眼のマウントの将来性や良し悪しを完全独断偏見で考えていきたいと思います。
※長年のキヤノンユーザーからの視点です
※EOS 5D Mark Ⅳからの移行です
検討するマウント
筆者はフルサイズ一眼レフEFマウントとAPS-CミラーレスEF-Mマウントのカメラ使用です。
どちらも先行きは不透明なマウントで、特に一眼レフのEOS 5D Mark Ⅳは重たさも気になっています。
つまり今後はコンパクトさも考えていきたいと思っています。
※現在使用しているフォーマットより小さいのは考えていませんので、マイクロフォーサーズは候補から外しています。また、中判デジタルも身の丈に合わないので除きます。
キヤノンRFマウント
第1候補はやはりキヤノンのフルサイズミラーレスであるRFマウント
EFマウントの資産もそのまま活用できるので、将来的には最もメリットが大きくデメリットが小さいマウントです。
メリット
- EFマウントレンズが使いやすい
- 慣れたUI
- RF24-105 F4Lや70-200を使いたい
デメリット
- EOS R6とRの中間グレードが現状無い(このあたりのカメラが欲しい)
- レンズやカメラが品薄で高い(2021年3月現在 今後は変わると思います)
- APS-Cカメラは今のところ出そうに無い。出ても7Dクラスと言われている
EOS R5/6が出てからは勢いが凄いですね。キヤノンのことですのでソニーEマウントと今後も争っていくのでしょうか。Rの後継機次第では筆者はこのマウントに確定してしまいそうです。
将来性に関しては、問題ないと思いますが、サードパーティが何処まで参入してくるかにもよりますね
富士フイルムXマウント
1年ほど前から急に気になりはじめている富士フイルム
APS-C専用マウントですが、専用だからこその力の入れようが凄いです。EF-Mをこちらに置き換えるのもありかもしれません。
ちょっと気軽に散歩するときにお供にベストなマウントだと思っています。
メリット
- システム全体がコンパクト
- 色が最高
- デザインが特によい
- ジョイスティック標準搭載
- AF使用可能なCarlZeissレンズがある
- 高級コンデジも豊富
デメリット
- フルサイズが無い(EFレンズをマウントアダプターで使用した場合にクロップされてしまいます)
- 寄れないレンズが多い
- (品質は高いが)APS-Cレンズとしては値段が高め
- タッチ操作のレスポンスがキヤノンに比べて悪い
コアなファンが多いこととフルサイズ競争に参加しなかったことから意外と将来性は問題ないのではと思います。現状リセールバリューも良いですし、フルサイズ必要ない場合やサブカメラには良い選択肢だと思います。
ライカLマウント
最近自分の中で急上昇中なフルサイズミラーレスがライカLマウント
各メーカー独自マウントを出しているのに対して、3社アライアンスが設立され、ボディの選択肢がかなり広がります。とはいっても現状はボディ、レンズ共に種類はそこまで多くないですが、今後の動向次第ではRFより良い気がします。
メリット
- 3社のカメラが使用可能(パナソニック、シグマ、ライカ)
- コンパクトなボディが存在(SIGMA fpやライカのAPS-C)
- ライカの存在
- パナソニックのフルサイズミラーレスは基本性能が高い
デメリット
- レンズが比較的高め(シグマ除く)
- レンズのラインナップも少ない
3社でマウントを共有していますので、仮にどこかが倒れても他が救ってくれる可能性が高いことから、将来性は安定していると思います。他のメーカーも入ってくると楽しくなってきそうですね。
フルサイズミラーレスは各社共通マウントにならなかったのはなぜだろうか...
ソニーEマウント
ソニーはあまり考えていませんのでメリットデメリットは記入しません。
しかし、ボディがコンパクトなことやAPS-Cと同じマウント、レンズもだいぶ充実したことから、多くの人がソニーEマウントを選ぶメリットは大きいと思います。
ソニーEマウントに関しては将来性は全く問題なさそうですね
ニコンZマウント
ニコンもあまり考えていませんのでメリットデメリットは書きません。頑張れニコン(適当)
しかしニコンZマウントはAPS-Cカメラも出ていますし、コスパも明らかにキヤノンより良いので、「ニコン」というメーカーが好きな方が選ぶマウントですね。
フランジバックが最小クラスのマウントが今後大きな武器になるかも!?
キヤノンEF-Mマウント
現在使用していますが、一応書いておきます。
このマウントの将来性はこの記事で紹介した中で最も無いと思っていますが、EOS Kiss Mの売れ行きが凄いせいで予想も難しいですね。
しかし、追加でレンズを購入しないとなると、安いしコンパクトだし使いやすくて1つの選択肢になってきてしまうのがキヤノンの凄いところ。
それでもAPS-Cなら富士フイルムをおすすめします。
筆者はEOS Mシリーズをどうするかで最も悩んでいます。
ここまできてメリットデメリットをしっかり書いたのは3マウントだけという期待された方には申し訳ございません。
しかし、言い換えれば個人的に気になっているマウント(かつ個人的おすすめ)はRF、X、Lマウントの3マウントです。
どのメーカーもカメラとしての性能は既に完成しているので、将来性や使いたいレンズがあるかどうか、操作性のみで決めていく必要があると思います。
ミラーレスフルサイズ時代もどのカメラにするか悩むのは続いてゆく・・・
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