1年を通して開催される「熱海海上花火大会」
フィナーレの「大空中ナイアガラ」は花火が夜空を埋め尽くし昼間のように明るくなります。
また、会場である熱海湾はすり鉢状の地形となっており音が反響し大きなスタジアムのような音響効果があり花火業者絶賛の打上会場です。
筆者も毎年撮影に訪れている大迫力の熱海海上花火大会について解説していきます。
熱海海上花火大会の日程・場所
熱海海上花火大会は1年を通して開催されます。
夏の花火大会が一番の盛り上がりですが、秋や冬の空気の澄んだ中での花火もまた、美しいです。
日程
春
4/13(土)・5/2(木)
時間:20:20〜20:40
夏
7/26(金)・8/5(月)・8/8(木)・8/18(日)・8/23(金)
時間:20:20〜20:45
秋
9/16(月祝)・10/19(土)・11/4(月振休)
時間:20:20〜20:40
冬
12/8(日)
時間:20:20〜20:40
場所
打ち上げ場所:熱海湾
閲覧場所:サンビーチ海水浴場~熱海港まで海岸線一帯など
熱海駅周辺の海が見える場所ならどこからでも見ることが出来ます。
熱海海上花火大会の歴史
熱海海上花火大会は、昭和27年から開催しており2019年(平成30)夏で68年目を迎えます。
https://www.ataminews.gr.jp/event/8/
昭和24年8/31「キティー台風」による高波で海岸地区140戸あまりの家屋が流失する災害、そして翌昭和25年には「熱海駅前火災」、更に10日後には中心街の979戸が焼失した大火に見舞われ、その後の復興に向け、地元市民による努力が続きました。
街の復興とその努力に報いるべく、昭和27年に花火を打ち上げたのが始まりです。以来その伝統が受け継がれ、今では一年を通して開催しており、熱海の代名詞となりつつあります。
混雑状況は?
花火大会と言えば気になるのが混雑。次の見出しのおすすめ閲覧場所も合わせてお読みください。
熱海海上花火大会は都心の花火大会に比べて混雑は控え目です。
しかし、打ち上げ場所から最も近い親水公園やサンビーチの親水公園よりは打ち上げ直前には人で埋め尽くされます。
また、熱海海上花火大会の特徴として複数回開催されるため開催日によって混雑度が違います。
固定開催日となっている8月5日、土日に開催される花火大会がより混雑します。
日程が合えばこれらの日以外がおすすめです。また、秋や冬に開催される花火大会はそこまで混雑しません。ゆっくりと花火を楽しむことができます。
おすすめ閲覧場所(混雑を避ける)
サンビーチ東(北)側
花火の迫力と人の少なさが両立する場所がサンビーチの東側です。筆者も毎年ここで撮影しています。
どのくらいの混雑度かというと、直前に到着しても座る場所が残っているor歩道で手すりに寄りかかって見られるくらいです。
※親水公園に近い方はかなりの混雑です。打ちあげ場所から離れれば離れるほど人は少なくなります。
※8/5の花火大会は混雑する可能性があります。
終了後の熱海駅までの道は限られているため大混雑しますのでご注意ください。
熱海城
筆者も一度はここで撮りたいと思っている熱海城
普段は17時までの営業ですが、花火開催日に限って21時まで延長営業しています。
天守閣から見る花火はなかなか体験できないと思います。
※以前は先着順で閲覧席が用意されていましたが、2019年は用意されないようです。立っての閲覧となるようですのでご注意ください。
↓熱海城公式HP
有料閲覧席
熱海海上花火大会では夏季と秋季の花火大会で親水公園に有料閲覧席が用意されています。
前売り券も発売していますので詳しくは公式HPをご覧ください。
定員:1600名(前売1300名、当日300名)
熱海市の旅館等へ泊まる場合は宿泊者専用席も用意されています。こちらも公式HPや宿泊先で確認してください。
熱海海上花火大会へのアクセス
最寄り駅:JR熱海駅
サンビーチ:熱海駅より徒歩約15分、東海バス「サンビーチ」「お宮の松」下車
親水公園:熱海駅より徒歩約20分、東海バス「親水公園」「銀座」下車
熱海駅から海岸までは急坂です。足下にはご注意ください。(結構疲れます)
バスも走っていますが、帰りは満員となり乗車できない場合があります。
・おまけ 帰りに東京方面の東海道線へ乗る方へ
熱海駅の東海道線東京方面は21時台の電車が非常に少ないです。
花火大会終了後の最初の電車は21時26分発までありませんのでご注意ください。
(かなり混雑します)
熱海海上花火大会の写真
二尺玉は最後の方です。
以上「熱海海上花火大会」の紹介でした。
特におすすめの花火大会なので是非行ってみてください!
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