Neewer(Meike)から出てる激安APS-Cミラーレス用単焦点レンズ「Neewer 35mm F1.7」
なんと値段は約7500円!
はじめて中華レンズを購入していみたので使い勝手やボケなどをレビューしたいと思います。
対応マウント:ソニーEマウント、キヤノンEF-Mマウント、富士フイルムXマウント、マイクロフォーサーズ
※使用カメラ:EOS M6 Mark Ⅱ
外観と仕様
開封・外観
箱の中に入っていたものはポーチ、クロス、説明書です。ほぼ日本メーカーと同じで、レンズも袋に入っていました。
ホコリや指紋、汚れなどは全くなく意外と品質管理はされているかもしれません(運が良かっただけかもしれませんが)
レンズキャップはかぶせ式で、ふわっと入ります。個人的には使いづらいので普通のレンズキャップを追加で購入しました。
外装はオール金属製で、TAKUMARみたいな見た目ですね
ピントリングと絞りリングはかなり滑らかです。絞りは無段階方式で一応指標としてF1.7,2,4,5.6,8,22の文字が印されています。
カメラへの装着はやや固いですが、問題があるほどではありません(EF-Mパンケーキくらい?)
マウント径ぴったりでEOS M6Ⅱのボディにも似合いますね
次に仕様を載せておきます
仕様
- レンズ構成:5群6枚
- 開放絞り:F1.7
- 最短撮影距離:30cm
- 最大撮影倍率:0.113倍
- フィルターサイズ:49mm
- 質量:176g
APS-Cで使用すると52.5mm(キヤノンは56mm)とほぼ標準レンズで使いやすい焦点距離ですね
仕様は特に寄れるといったこともなくごくごく標準的なレンズといった感じです。
※フードは付属していません。フードを付けたい場合は市販のフィルター枠(49mm)に付けるものを用意してください
ボケテスト
せっかくの単焦点レンズですので簡易的にボケのチェックをしました。
※写真をクリックすると拡大します
被写体までの距離はだいたい40cmほどでした。
F1.7だけあって開放ではかなりボケますね
F2〜F4がピントの合っているところの解像感なども含めて一番良いかなと感じました。
F8の次はF22になりますが、そこまで大きな変化はありませんね
この写真ではわかりづらいですが、解像度はF8をピークに、F22になると回折ボケが発生していました。
使用レビュー
周辺減光
安くて小さなレンズだけあって開放をピークに周辺減光はかなりあります。
これも味とみるかレンズの性能を見るかによりますが・・・
良いところ・メリット
安い
なんと言ってもこのレンズの魅力は価格です。
新品で1万円以下で買えるレンズは相当に限られています。
過去にキヤノンの50mm撒き餌レンズが9000円ほどでありましたが、APS-Cカメラに付けると中望遠となり使いづらさがありましたね。このレンズはほぼ標準域ですのでいろいろな撮影に使えると思います。
この値段で十分に写るのでMFさえ気にしなければコスパはかなり高いでしょう
味のある写り
開放ではやや甘く、絞るとシャキッとする
まさにオールドレンズの写りになっています。(といっても大きな画像の破綻はない)
ボケも意外と滑らかで個人差はありますが、味のある写りをしてくれます。
中古のオールドレンズを買うならこのレンズを買うのもありかもしれません
気になるところ・デメリット
MFレンズであること
AFレンズしか使ったことのない方は新鮮かもしれませんが、がっつり撮影したいときはちょっと不便に感じることもありそうです。
絞りが無段階
動画撮影には無段階のほうが良いと言われていますが、無段階故に少し触ると動いてしまって絞りが変わっているといったことが時々あります。
人それぞれですが、写真を撮るときはクリック式の方が良いと感じました。
また、絞りの値がレンズに印されていますが、本当にその絞り値かは怪しいです。
また、しばらく使ってみて新たに感想が出てきたら追記しようと思います。
価格は?
とりあえず標準域が欲しい方は買ってみて試してみることができる値段ですね笑
以下に作例を載せますので参考になれば幸いです
リサイズなし作例
クリックすると拡大します。リサイズしていない画像ですのでデータ量にご注意ください!
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