【十種雲形ギャラリー】巻層雲(けんそううん・Cirrostratus)

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雲データ

英名Cirrostratus
高度上層雲(5000〜13000m)
雲粒氷晶
別名うす雲
よく見られる季節春、秋
出現しやすい気象条件・低気圧接近時
(だんだんと分厚くなり巻層雲→高層雲→乱層雲という変化によくなる)

うっすらと空高くに広がる雲が巻層雲です。雲粒(氷晶)が六角で太陽に重なると暈ができます。

ハロやアークなど大気光学現象はこの雲が出ているときによく見られます。

春の花曇りは巻層雲ですね。雲が薄ければ影もできます。

うっすらと曇っているときは目への直射日光に気をつけながら太陽の周辺を見てください。いろいろな虹や暈が現れているかもしれません。

高層雲との違い

高層雲と巻層雲は見分け方が難しいですが、以下のように分類できます。

・雲の高さ:巻層雲のほうが雲のできる高度が高いです
・雲の厚さ:巻層雲の方が雲の厚さが薄く、雲で覆われていても日差しで影ができることもあります。高層雲は灰色の曇り空で、雲の厚さ薄いと、太陽がぼんやりと見えます。

雲形記号

巻雲(Ci)と巻層雲(Cs)
巻雲と巻層雲

巻雲と巻層雲は同時に出現することが多いので2つ含まれる雲形記号があります。

巻層雲のみの雲形記号は以下の通りです

巻層雲(Cs)
巻層雲

ギャラリー

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【十種雲形ギャラリー】十種雲形一覧
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